「社会人1年目は税金引かれないの?」
2026年4月から社会人になった息子が、ふと聞いてきた一言です。
結論から言うと、この疑問は半分正解で、半分不正解です。
- 住民税 → 1年目は基本かからない
- 所得税 → 1年目から引かれる
- 社会保険料 → しっかり引かれる
つまり、「税金が引かれない」というよりも、
**“住民税だけが後から来る”**というのが正しい理解です。
住民税はなぜ1年目にかからないの?
住民税は、「前年の収入」に対してかかる税金です。
そのため、社会人1年目は前の年が学生で収入が少ない場合、基本的に住民税はかかりません。
住民税はいつから引かれる?
ここが一番大事なポイントです。
👉 社会人2年目の6月から
住民税は以下の流れで決まります。
【住民税の流れ】
① 1月~12月:収入が発生(前年の所得)
② 翌年1月~3月:年末調整や確定申告で所得が確定
③ 5月ごろ:税額が決定・通知
④ 6月:住民税の徴収スタート
つまり、1年目に働いた分の税金が、2年目から引かれるという仕組みです。
社会人1年目に引かれるもの
「じゃあ1年目は何も引かれないの?」というと、そんなことはありません。
実際には、以下のものが引かれます。
■ 所得税(先払い)
その年の収入に応じて、あらかじめ差し引かれます。
年末に会社で年末調整される仕組みです。
■ 社会保険料
- 健康保険
- 厚生年金
- 雇用保険
👉 目安:月収の約15%前後
これが意外と大きくて、「思ったより手取りが少ない」と感じる原因になります。
住民税はいくらくらい?
目安としては、年収の約10%前後です。
例:年収300万円の場合
- 年間:約30万円
- 月あたり:約2.5万円
※自治体や控除によって多少変わります
手取りのシミュレーション(1年目)
※前提
・独身(扶養なし)
・会社員
・住民税なし(1年目)
■ 月収18万円
- 社会保険料:約26,000円
- 所得税:約3,000円
👉 手取り:約151,000円
■ 月収20万円
- 社会保険料:約29,000円
- 所得税:約5,000円
👉 手取り:約166,000円
■ 月収22万円
- 社会保険料:約32,000円
- 所得税:約7,000円
👉 手取り:約181,000円
■ 月収25万円
- 社会保険料:約36,000円
- 所得税:約10,000円
👉 手取り:約204,000円
■ 月収30万円
- 社会保険料:約45,000円
- 所得税:約15,000円
👉 手取り:約240,000円
【要注意】2年目の6月、手取りが減ります
ここは本当に知っておいてほしいポイントです。
社会人2年目になると、ここにさらに
👉 住民税(約10%)が追加されます
その結果、
「あれ?手取り減った?」と驚く人がとても多いです。
まとめ
社会人1年目は
- 思ったより引かれる(社会保険+所得税)
- でも住民税はまだ来ない
そして2年目は
- 住民税が加わって、さらに手取りが減る
一見すると「引かれすぎ」と感じるかもしれませんが、
これらの税金や社会保険料は
医療・年金・万が一の保障など、自分を守るための仕組みでもあります。
仕組みを知っているだけで、お金に対する不安はかなり減ります。
これからも少しずつ、一緒に学んでいけたらいいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。


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