大学生の次男から「いくらまで働いて大丈夫?」とLINEが来たので、最新ルールでまとめてみました。
大学生にとって、税金や社会保険は正直ピンとこないもの。 でも、知っていてほしいポイントがいくつかあります。
今日は 大学生(19歳以上〜23歳未満)のバイトと扶養の話 を、できるだけシンプルに整理します。
※ここでいう対象は「大学生」というより、あくまで19歳以上〜23歳未満の年齢の子どもです(在学かどうかは問いません)。本記事では便宜上「大学生アルバイト」と表現します。
■ 扶養には2種類ある
まず大前提として、扶養には次の2つがあります。
①社会保険の扶養(健康保険・年金)
②税制上の扶養(所得税・住民税)
このうち、大学生がまず気にすべきは ①社会保険の扶養 です。
②は①とは別のルールで判定されますが、アルバイト収入の範囲であれば大きな影響は出にくいので、まずは①を意識しておけばOKです。
■ 2026年4月〜 大学生の社会保険の扶養は 150万円未満が基準
なんと、2026年4月からルールが変わっています。
対象:19歳以上23歳未満の学生 (主婦パートさんは従来どおり130万円の壁なので注意)
※詳しくお知りになりたい方は厚生労働省のこちらのページでご確認ください。
「年収の壁」への対応|厚生労働省
●基準 年収150万円未満(=月約125,000円)
※ここでいう年収は「今後の見込み収入」で判断されます
これを超える「見込み」が出た時点で、親の扶養から外れます。
■ 扶養から外れるとどうなる?
① 自分で加入する場合
・国民健康保険に加入(保険料を支払う)
・国民年金の保険料を自分で支払う
② バイト先の社会保険に入る場合(条件を満たす場合)
・健康保険+厚生年金に加入(保険料は給与から天引き)
■ 見落としがちなポイント
社会保険の判断は “その年の合計収入” ではなく “今後の見込み収入” です。例えば・・・
「1ヶ月だけ12万5千円を超えっちゃった!どうなるの?」
ここがさらに重要。
- 契約上働き方がかわったのか?
- 一時的にシフトが増えただけなのか?
で扱いが変わります。
✔ 契約が変わって継続的に12万5千円を超える契約 → アウト
・時給・シフト的に毎月それくらいになる(見込みでアウトと判断される)
✔ 一時的に増えてしまった! → セーフ
・今後も続かないならOK
(契約が12万円なら、見込みは毎月12万円)
誤解しやすいのはここ。
👉 年収ではなく「今後の見込み(=実質は月収ベース)」で見られる
※ただし、最終的な判断は加入している健康保険組合ごとに異なります。
※迷った場合は、加入している健康保険に確認するのが確実です。
■ しかし、本人が支払う住民税がある!(補足)
- 年収 約100万円を超えると課税(自治体による)
- 均等割 約5,000円+所得に応じて増加
- 支払いは翌年
👉 完全に税金ゼロにしたいなら、年収100万円以下を目指そう
■まとめ
- 大学生(19歳以上〜23歳未満)の社会保険の扶養は 150万円未満が基準
- 判断は「今後の見込み収入」
- 月12.5万円を超える働き方が続くと扶養アウト
- 扶養から外れると保険料・年金で手取りが減る
- 住民税は100万円超で課税
息子にも「150万円は超えないでね」と伝えたところ、 「そこまでいかないから大丈夫そう」と返ってきました。 学業優先の大学生にとって、月12万5千円はなかなかハードルが高いようです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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